ルクソール情報

古代エジプトではテーベと呼ばれ、中王国、新王国時代に首都として栄えた、古代エジプトの中心地です。
特に新王国の第18-19王朝時代にその絶頂期を迎えました。ルクソールはナイル河をはさんで東岸と西岸に分かれています。 

カルナック神殿

カルナック神殿はいくつかの神殿から成り立っていますが、中でもアメン大神殿は古代エジプト最大級の規模の神殿です。 圧巻なのは、第2塔門と第3塔門の間にある大列柱室。レリーフが施された巨大な柱がなんと134本も並んでいます。

[カルナック神殿の音と光のショー]
神殿内をガイドに従って移動し、物語を聞きながら、ライトアップされた幻想的な列柱や塔門、神殿の姿を楽しめます。

ルクソール神殿

ルクソールの町のほぼ中心に位置し、もともとはカルナック神殿のアメン大神殿に付随する建てられ、かつてはスフィンクス参道に よってカルナックと結ばれていました。

メムノンの巨像

西岸に渡ってすぐ目に入るのは2体の巨像です。これはアメンヘテプ3世のもので、高さは19mあります。紀元前27年の地震で 被害を受け、大きなひびが入ってしまいました。

バトシェプスト女王葬祭殿

新王国時代第18王朝の女王ハトシェプストが建てた葬祭殿。 遠近法により計算された3段のテラスに加え、背後の大きな岩壁を借景し、さらにその大きさを強調しております。 内部のレリーフには紅海を出港する5艘の船が描かれており、当時ソマリアにあったプントという王国との交易が描かれています。

王家の谷

新王国時代に造られた岩窟墳墓群で、60以上の墓が発見されていますが、内部を見学できるのはごく一部です。 色鮮やかな壁画が残るラムセス6世の墓には古代エジプトの宇宙観が描かれております。